基本ポリシーPOLICY

 弊社では、国土交通省が定める『運輸安全マネジメント制度』に基いて、安全管理体制、社員教育を徹底して安全性の確保と向上を目指しています。

 また、トラック運送事業者の交通安全対策などへの事業所単位での取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を認定する『Gマーク(貨物自動車運送事業安全性評価事業)』を取得しています。

Gマーク認証取得

Gマークは(全日本トラック協会)が認定・交付する「安全性優良事業所」のシンボルマークです。

 安全性優良事業所とは、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が厳しい評価をし、認定した事業所のことです。
Gマークは安全性優良事業所のみに与えられる安全・安心・信頼の証しです。

 弊社は、「安全性に対する法令の遵守状況」「事故や違反の状況」「安全性に対する取組の積極性」の3テーマ38項目の厳しい評価を80点以上の評価点数を受け安全性優良事業所として認定されています。

Gマーク

安全運転につながる省エネ運転

 弊社では、省エネ運転を推進することで事故防止に繋がる『ECO(エコ運転)Mannma(燃料)5%(削減)』を社内の自己啓発として実施しています。
社内で策定したエコドライブ推進マニュアルに従い、環境にやさしくお客様へ高品質な輸送の提供を目指しています。

本運動の基本コンセプト

  • 「安全性優良事業所」認定取得

    • 通称「Gマーク」制度
  • 「安全に対する取組の積極性」

    • 会社組織全体の取組
    • コスト削減・安全効果
  • 「お客様へ高品質な輸送を提供」

    • 安全・安心な職場確立
    • お客様評価向上

輸送の安全に関する計画

先進的、高度な取り組みの実施

 当社では総重量8トン車以上の車輌にデジタコ・ドライブレコーダーを搭載し、イグニッションのON/OFFを行うだけでデータの収集が可能で乗務員操作の究極削減を実現しています。

 事務所からの連絡(メッセージ受信)や乗務員名、各種ボタン操作など、車載器が音声で読み上げ、耳で聞いて確認でき、安心で確実な操作を支援しています。

 適切な労働時間、休憩時間及び休息期間について、違反状況を見える化することで、注意喚起と改善を支援してます。

 事務所PCでの管理はもちろん、タブレット端末にも対応させ事務所管理の充実と管理者の外出先での「ちょっと見たい」に役立てています。
また配送計画、出退勤、点呼と、インターネットを利用した運行状況のリアルタイム確認などに利用しています。

違反状況の見える化

その他先進的、高度な取り組みの実施

後方視界補助装置(バックアイモニター)車両の導入
  • 先進的、高度な取り組みの実施

    バックカメラ

  • 先進的、高度な取り組みの実施

    モニター

車線逸脱警報装置の導入

 MDAS-Ⅲは、室内に設置したカメラで認識した車両のふらつきや、ドライバーの修正操舵、ウィンカーをはじめとしたドライバーの運転操作を総合的に判断し、ファジイ推論を採用したロジックでドライバーの運転注意力の状態をモニターし必要に応じて警報します。

 また、はみ出し運転を警報する車線逸脱警報機能とも連動しています。
注意力が低下した状態で車線をはみ出した際は、はみ出し側のスピーカーから警報音を発生することで、はみ出した方向がドライバーにわかりやすくするなど、運転を積極的にバックアップし予防安全性を高めます。

MDAS-3イメージ図
  • 車線逸脱警報装置の導入

    注意力モニター

  • 車線逸脱警報装置の導入

    白線認識カメラ

年2回の「ヒヤリ・ハット報告会」での意見交換の実施
 当社では、年2回のヒヤリハット報告会の実施をしています。
1月と7月に社内交通事故防止安全会議を実施し、1月には冬期交通事故防止対策として「冬期の積雪・凍結道路での運転は、少しの油断が大きな交通事故を引き起こすおそれがあります。」と注意喚起しスリップ事故防止に役立てます。
7月は、夏期労働災害防止強調月間でもあり、繁忙期対策及び熱中症対策に重点をおき、輸送の安全が最も重要であることを社内に浸透させ、絶えず輸送の安全性の向上に努めるよう安全意識の高揚を図ってます。
  1. 歩行者及び自転車利用者(特に高齢者)の交通事故防止
  2. 飲酒運転の根絶
  3. 過労運転、過積載運送、最高速度違反行為等の悪質違反、危険運転行為の禁止の徹底及び運転マナーの向上
  4. シートベルトの正しい着用の徹底
  5. CO2の排出削減を図るためアイドリングストップ及びエコドライブの徹底
  6. 事故防止・安全運転対策等に関連する法令改正等の周知
  7. 自動車の点検整備の励行促進
  8. 「不正改造」車両、「無車検」車両、「無保険」車両の運転防止
  9. 「迷惑駐車をしない、させない」の励行
  10. 9月30日は「交通事故死ゼロ」を目指す日
 事故事例をもとにヒヤリハットの意見交換をしています。
慣れた地域の配達で繁忙期における積荷の仕分けに時間を要し、遅延からの焦りから後方確認が疎かになりました。
これらの安全対策について事故防止対策の協議をして意見交換をしています。
適正診断の実施

 当社ではドライバーに3年に1度NASVAの運転適正診断を受けています。
ドライバーの性格、運転態度、認知・処理機能、視覚機能などについて、心理及び生理の両面から個人の特性を把握し、安全運転に役立つアドバイスを記載した適性診断票をもとに乗務指導を行います。

 加齢や生活環境の影響を受けて、運転に対する考え方や反応は変化します。
安全運転を継続していくうえで定期的にこの診断を受診するようにしています。

「貨物自動車等安全教育研修」

 交通事故の防止と、交通安全知識・技能の向上と安全運転の実践を図るため、山口県内の自動車学校を利用した「貨物自動車等安全教育研修」に積極的に参加させています。