萩をまるごと運ぶ
プロジェクトPROJECT

維新のまち・萩の観光と農産物を全国に発信

 JAあぶらんど萩は、萩市観光の活性化と萩市農産物の販売拡大を図るため、関係各団体と平成21年に「萩をまるごと運ぶプロジェクト」を発足しました。

 その一環として、萩市の観光地を車体に装飾した大型トラック「維新1号」を制作し、平成21年9月の出発式を皮切りに、JAあぶらんど萩の新商品「龍馬の愛したお米」の運送や販売促進、萩市主催のふるさとまつりでの車体展示など、様々なPR活動を展開し、「萩の観光と農産物」の情報発信を行っています。
 平成22年は、プロジェクト第2弾として2号車を製作。更に萩の観光と農産物をPRすべく、今日も全国各地へ発進します。

維新のまち・萩の観光と農産物を全国に発信

JA及び生産者や地域のために運送会社として何が出来るか?

 JA及び生産者、また地域のために、我々運送会社として、何ができるだろうかということを考えてまいりました。
通常、多くの運送会社というのは、会社から委託され、その荷物を単に運ぶだけ、車の中に何が入っているか知らない、どこの、誰の荷物なのか知らない、トラックをみて想像する(できる)人はいない。
そう思ったのがポイントでありまして、情報発信の要素がないのが原因であります。
弊社では、従来からトラックに、JA名を入れて走行しております。
それは、走る広告塔として情報発信し、少しでも役にたてばという思いからです。
そしてその取り組みの延長線上として、この「萩をまるごと運ぶプロジェクト」が生まれました。
つまり、城下町「萩」をイメージした装飾したトラックで運ぶことで、「あぶらんど萩ブランド農産物」のアピール、城下町「萩」のPRの両方が可能になると考えました。萩市の名勝を描写しており、積み荷は「あぶらんど萩農産物」、このトラックで萩をまるごと運ぶことで、県内外の人に城下町などをイメージさせることで、JA管内の農産物のイメージ、知名度の向上、ブランド力の向上、また、萩のPRにもつながります。

そして、この車のコンセプトについて

  1. 生産者の真心をまるごと運ぶ。
  2. 商品を大切にまるごと運ぶ。
  3. 安全・安心をまるごと運ぶ。
 県内外の人、多くの人に萩市を知ってもらい、萩市の観光に少しでも貢献できればと考えております。
また、このプロジェクトについては、萩市における地産地消、いわゆる県内外の人を萩市に呼び込み、観光地を観光していただきながら、おいしい萩の味を楽しんでいただくことで、地元農産物の消費拡大につながるという思いもあるのであります。

トラックの紹介

 弊社では、従来よりあぶらんど萩地元農産物を県内外に多く運ばせていただいております。
またあぶらんど萩様も農産物と萩市の観光を同時に紹介され、お互いに協力した販売活動として、あぶらんど萩のブランド米を維新胎動の地「萩」を全面に出し、「維新伝心米」と名付け全国に向け販売を開始しておられます。

 その中で平成21年4月に「長州サミットin萩」が開催されました。当社もオブザーバーで参加させて頂きました。
社会経済を取りまく情勢は厳しく深刻な状況の中、不況の波を打破し各組織の経営の安定を図るため、多業種間の連携・ネットワークを図るとともに、情報を共有化、商品のコラボ開発等、「維新=改革」「伝心=共有」するということでこれこそ維新伝心の意味であると考えます。

維新1号【愛称:夏みかん】

車体デザインについて
 車体両面に、萩をイメージする「夏みかんと白壁」車輌後部に江戸屋横町をデザインしました。
萩市の有名な観光地江戸屋横町・夏みかんと土塀、菊谷家住宅・白壁と夏みかん。
萩市を観光していただきながら、おいしい萩の味を楽しんでいただくことで、地元農産物の消費拡大につながるという思いもあるのであります。

維新2号【愛称:つばき】

車体デザインについて
 維新2号では左右を別デザインとし、車体右側には、「萩まちじゅう博物館」をテーマに萩の古地図と萩城址、各史跡をデザイン。
車体左側には、現在の萩市街と吉田松陰先生像、観光名所を描きました。
後部には笠山の椿群生林をあしらい、まさに萩の見所を満載にして全国各地に向かいます。

維新3号【愛称:萩往還】

江戸時代に整備された街道 萩往還

 萩往還(はぎおうかん)は、江戸時代に整備された街道の一つ。
長門国の城下町である萩(現在の山口県萩市)と周防国三田尻(現在の山口県防府市)とをほぼ直線に結ぶ全長約53km(厳密には52.7km)の街道であった。
萩城趾を起点に防府三田尻までをイメージし、歴史浪漫街道「萩往還」としてラッピングしてあり、JAあぶらんど萩コシヒカリ・JA山口中央ひとめぼれ・JA防府徳地ひのひかりとJAご当地米として紹介されている。

江戸時代に整備された街道 萩往還
日本の近代化に貢献した長州ファイブ

 長州ファイブとは 幕末期に松陰の志を引き継ぎ、国禁を破り、英国に密航留学した長州出身の若者たちのことである。
彼ら五人は、帰国後「生きた器械」となり、西洋諸国から日本を守るために明治政府各分野の中核となり日本の近代化に大きく貢献しました。

日本の近代化に貢献した長州ファイブ
車輌後部は、萩往還の「一升谷」の石畳をデザイン

 車輌後部は、萩往還の「一升谷」の石畳をデザイン
一升谷とは?明木市から釿切までの約3kmの上り坂で、長く急な坂道のため、この坂道にとりかかって炒豆を食べ始めると登り切るまでに丁度一升なくなることからこのように呼ばれることになったといわれている。

車輌後部は、萩往還の「一升谷」の石畳をデザイン
車輌前頭部は、大名行列をデザイン

 車輌前頭部は、山口県の観光ロゴ【はじめてなのになつかしい「おいでませ山口」】大名行列をデザインしている。

江戸時代に整備された街道 萩往還